三越伊勢丹ホールディングスは、
この三越千葉店を2017年の春ごろに閉店することを決定しました。
三越千葉店に続く閉店する店舗はどこなのでしょうか?
いま入っている情報をまとめた
閉店リストをお伝えいたします。
ただ、三越や伊勢丹が閉店とは
寂しいものですが、低迷した理由はなんなのかなと
考えていたら、
「これでは低迷のうえでの閉店は仕方ないね」
と思えるような状況がわかってきました。
三越伊勢丹の閉店リスト一覧と閉店予想店舗はこれだ!
三越千葉店のほかには、
東京の多摩市にある多摩センター三越も
来年春に閉店が決まっています。
他にはどこが閉店になるでしょうか?
現在の情報はコチラです。
時期 | 店舗名 |
2017年春 | 三越千葉店(千葉県) |
2017年春 | 多摩センター三越(東京都) |
時期未定(検討中) | 伊勢丹松戸店(千葉県) |
時期未定(検討中) | 伊勢丹相模原店(神奈川県) |
時期未定(検討中) | 伊勢丹府中店(東京都) |
出典:東洋経済オンライン
伊勢丹相模原店といえば、
デパート!夏物語の舞台にもなったところです。
1995年に放送されたドラマで、
高嶋政宏さんと西田ひかるさんらが
出演していました。
当時、神奈川に住んでいた私は、
何度か足を運んだ記憶があります。
「あんな大きい店舗が閉店することになるとは、、、」
当時は夢にも思わなかったですね。
そういえば、イオンモールのなかにあった三越も
いつの間にかなくなっていましたし、
ここ最近、百貨店で買い物をした記憶がないです。
私のような方は多いのではないでしょうか。
千葉店に関しては、数年前から閉店の噂が絶えなかったようです。
百貨店といえば、海外の高級ブランド
というイメージがありますが、
千葉店には、ほぼ皆無の状態だったようですね。
売上高は、現在確認できる2009-2015年度まで、
7期連続で前年割れ。
1991年度のピーク時には507億円あったが、
今やその4分の1となる126億円まで落ちこんでいると言います。
現在は、三越伊勢丹の全百貨店のなかで、
最大の営業赤字を出していたそうですの、
閉店は止む得ないでしょうね。
<2017年9月29日追記>
三越伊勢丹 松戸店が2018年3月に閉店されることが発表されました。
ほかにも「丸井今井本店」「札幌三越」(札幌市)、「新潟伊勢丹」「新潟三越」(新潟市)、「静岡伊勢丹」(静岡市)の5店舗について、売場面積の縮小や、百貨店としての閉店・業態転換などを検討しているようです。
また「広島三越」(広島市)、「松山三越」(松山市)の2店舗についても規模縮小などの対策が講じられる可能性があります。
ただ、この客離れは千葉店に限ったことではありません。
こんな対応をされたら、
そのお店で買おうと思いませんよね。
三越伊勢丹の低迷理由に唖然!
三越伊勢丹は常連客によって支えられていましたが、
ここ最近、常連客が離れていったことが低迷した理由のようです。
毎年、銀座三越でお中元やお歳暮を頼んでいた、
30年以上にわたっての常連客は、
「昨年5月ごろに、婦人雑貨売り場でサイズ違いの靴を持ってくるよう
店員さんにお願いしたのに、何分たっても戻ってこない。
そこで彼女を探すと、中国人と思われるお客さんの対応をしていたんです。
店内には、私のあとに、20人くらいの中国人観光客と思われる一団がやって来たんですが、
ほかにいた2~3人の店員さんも、彼らの対応に追われていた。
さすがに私も苦言を言ったのですが、
『ツアー客の皆さまは、時間に限りがございますので』なんて言われたんです。
“もうここで買い物しない”と誓いました」
また、別の方は、
10年くらいにわたり、婦人雑貨売り場を月に1回ほどのペースで利用しており、
店員の方が私の顔や好みを覚えてくれていた。しかし、昨年くらいから、
顔見知りの店員さんはいなくなり、代わりに日本語も
たどたどしい中国語スタッフばかりになっていた。
以前は、お客とのつながりを大事にしてくれる店だったと思うのですが、
変わってしまった。同じ理由で、三越銀座で買い物をしなくなったという知り合いは、
ほかにもいますよ
だそうです。
出典:日刊サイゾー
三越などの百貨店は、ここ最近
中国からの爆買に支えられていたのは事実です。
でも、それは一過性のものとわかっていたはずです。
確かに、売上だけ考えれば、
中国人観光客を相手にしたほうが
いいのかもしれません。
実際、あなたも御存知の通り、
爆買はすでに終焉を迎えています。
ただ、あまりにも目の前の売上を重視するあまり、
大切な常連客からの信頼を失ってしまったようです。
中国人観光客も来ない
常連客も来ない
となると、今後も厳しい経営が予想されます。
現在、閉店が予想されている店舗は上述したとおりですが、
今後もまだ閉店する店舗が出てきそうです。
日本経済にとっては、寂しい話ですが、
これも時代の流れというものなのでしょうね。
今日の教訓です。
『遠くの中国人より、近くの日本人』
って何をアタリマエのことを私は言っているんでしょうね。
でも、三越伊勢丹はこのアタリマエのことが
できなかったから、客が離れてしまった。
ということで、私たちは
『遠くの親より、近くの嫁』
を大事にしましょうね。
って私に言い聞かせているんですけどね^^
最後まで読んで頂きまして有難うございました。