インターネットを見ていて、最近『保護された通信』と
表示されていませんでしょうか?
Google Chromeというブラウザをお使いの方は
一度は見たことがあるかもしれませんね。
保護された通信とは一体どういう意味なのでしょうか?
Google Chromeではいつから表示されているのか、
気になったので、調べてみました。
ただ、筆者は専門家ではありませんので、
詳しいことを知りたい方は、専門家のサイトにてご確認ください。
しかし、私は専門家のサイトを見ましたが、難しいことばかり書いていて、正直チンプンカンプンでした。
なので、私がすこしでも分かりやすく噛み砕いて説明できればと思います。
Google Chromeの保護された通信とは?
インターネットを見るためにはブラウザというのが必要です。
インターネットエクスプローラー(IE)の方や
Google Chrome、Firefoxなどをご利用の方がいらっしゃるかと思います。
Google Chromeをご利用の方のなかに、
最近こんな表示を見たことがありませんか?
鍵マークが表示されていて、その右側に『保護された通信』と緑色で表示されています。
さらに、アドレスの前がhttps://
と緑色になっています。
Facebookでもこのように表示されます。
でも、ヤフーのトップページには、『保護された通信』とは表示されません。
どんな意味かというと、
「このサイトは保護されている」という
意味です。
「そんなこと分かってる!」
と言われそうですが、もう少し詳しく言うと、
「このサイトはSSL接続されています」という
意味です。
「SSL接続って何?」
と疑問に思いましたか?
SSL接続とは?
SSLとはSecure Sockets Layerのこと。
SSL接続されていると、
ブラウザとサーバー間の通信が暗号化され、第三者による盗聴やなりすまし、改ざんといった行為を防ぐことができます。
万が一、第三者に通信が盗聴されても暗号化されているため、その内容は解読できない仕組みです。
簡単に言うと、「このサイトは安全ですよ」ということです。
実際、保護された通信をクリックすると、このように表示されます。
しかし、保護された通信ではないアドレスのビックリマークをクリックすると、こちらが表示されます。
超簡単に言うと、安全か安全でないかの違いです。
では、いつから、何の目的で『保護された通信』と表示されるようになったのでしょうか?
Google Chromeでいつから何の目的で『保護された通信』と表示されるようになったのか?
正確にはわかりませんが、2017年になってから、
『保護された通信』と表示されるようになった気がします。
で、なぜ表示されるようになったのかというと、
Google Chromeチームが2016年9月8日(米国時間)に
「Chromium Blog」において、2017年1月のGoogle Chrome 56からパスワードやクレジットカード情報を送信しているHTTPサイトを「安全ではない(Not secure)」と表示すると伝えていたことに関係しています。
出典:https://blog.chromium.org/(ENGLISH)
現在のGoogle Chromeの最新バージョンは55。
筆者もGoogle Chromeの最新バージョンを使用しています。
バージョン55でもSSL接続かそうでないかを明確に区別するために、SSL接続されているサイトには
『保護された通信』と表示されるようになったようです。
今後は、「安全ではない(Not secure)」または「保護されていない通信」の表示がされるとの情報です。
それほどまでに、GoogleはSSL接続されたサイトを重要視してくる傾向にあるということです。
個人情報が漏れるなど、社会問題になっています。
なので、Googleとしてセキュリティ強化を図ろうという意図が見えます。
先述した、AmazonやFacebookなどの大手サイトはすでにSSL対応していますが、一般的なウェブサイトはまだまだSSL化が進んでいないのが現状のようです。
情報を司るお役所がSSL対応されていないのは少々問題かと。
いずれは、SSL対応が基本になると思いますが、、、
私のブログも、今後SSL対応していかないとですね。
ただ、SSL接続されているサイトが絶対に安全かというと、どうやらそうではないようです。
どの分野でも完璧は存在しませんからね。
個人情報を守るのは、個人個人の意識が必要かと思います。
例えば、スマホで撮影した画像だけで、
位置情報(緯度・経度・方角など)
撮影日時
スマホやカメラの機種名
作成者名(設定した場合、著作権情報として表示される)
撮影時の設定(シャッタースピードなど)
が特定されてしまいます。
もともとの設定で位置情報サービスを『オフ』にしておけば大抵は防げます。
そういう知識を知っているか、知らないかで
個人情報漏洩は防げますので、十分に気をつけましょう!
最後まで読んで頂きまして有難うございました。