中国の旧正月(春節) 2020年の期間はいつ?2021年と2022年の春節情報

「中国の旧正月(春節)2020年はいつからいつまでの期間なの?」
と早くも気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
 
そこで、2020年の中国の旧正月(春節)、さらには2021年や2022年の春節情報をお届けいたします。

 

 

中国の旧正月(春節) 2020年はいつの期間?

日本のお正月はいつかご存知ですか?

 

 

なんて聞くと、
「バカにすんな!」
と怒られそうですが、日本のお正月は誰もがご存知の1月1日ですね。

 

 
では、中国のお正月はいつかご存知でしょうか?

 

 
「1月1日じゃないの?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
正解でもあり、誤りでもあります。

 

 
というのも、1月1日は、現在の暦であるグレゴリオ暦によるものです。

 

 

このグレゴリオ暦は、太陽の動きをもとにして作られていますので、『太陽暦』とも言います。

 

 
ですが、中国のお正月は、この太陽暦の1月1日は確かにお正月でお休みになりますが、

メインではありません。

 

 
2020年は1月1日が水曜日です。ということは2019年12月31日が日曜日なので、おそらく2019年12月29日(日)から2018年1月5日(日)まで8連休になる予想です。

 

 
で、中国のお正月は、旧正月のことを指します。

 

 
春節なんか言ったりしますね。中国語ではチュンジエと発音します。

中国語学習にコチラをぜひご覧ください。

 

さて、中国の旧正月は、太陽暦ではなく旧暦、つまり陰暦なんです。

 

 
で、今年2020年の中国の旧正月の元旦は1月25日(土)です。

 
中国は、盛大に正月を祝います。

 

 
なので、大体1週間の長期間の休みがあります。

 
2020年に関しては、まだ中国の国務院からの発表はありませんが、1月24日(金)から1月30日(木)の期間と予想されています。
 
中国の国務院からの正式は発表があれば、コチラのブログに追記します。
 

 

ちなみに、2019年は旧正月初日の元旦は、2月5日(火)でしたね。

 

 

なので、2019年2月4日~10日までの7日間が旧正月(春節)休みとなりました。

 
でも、なんで毎年毎年変わるのでしょうか?

 
それは太陽暦ではなく旧暦の陰暦によるものだからです。

 

旧暦とは?

ご存じの方も多いかもしれませんが、
旧暦について、簡単に触れたいと思います。

 
現在、私たちが使っているは「新暦」で太陽暦です。

 

つまり、地球が太陽の周りを回る周期(太陽年)を基にして作られたものです。

 

一方、旧暦は太陰暦といい、月の満ち欠けをもとにして作られた暦です。

 
日本では、天保暦と呼ばれており、明治5年12月2日(1872年)まで使われていました。

 

その翌日の12月3日から明治6年(1873年)1月1日に改められ、グレゴリオ暦(太陽暦)に改暦されたそうです。

 

12月3日から12月31日の29日間はどこ行ったのかは疑問ですが、、、

 
中国では1912年の中華民国成立時にグレゴリオ暦に改暦されたとのこと。

 

 

旧暦は先述したとおり、「月の満ち欠けを基準」に作られています。

 
新月から三日月、半月、満月と満ち、やがて欠けていき新月へ戻るというこの周期が約29.5日とされています。

 

なので、29日で終わる終わる小の月と、30日で終わる大の月を組み合わせて一年となっています。

 

旧暦には31日はないんですね。

 

 

 

でも、ここで、
「29.5日が12年だと365日にならないのでは?」
と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

 

 

鋭いですね^^

 

 
おっしゃる通り、29.5 日x 12ヶ月は約354日となります。

 

365日とは、約11日間のズレが生じます。

 

 
そのズレを調整するために、あるのが『閏月(うるうづき)』なんだそうです。

 

 

旧暦の閏月は1ヶ月分あります。

 

 
ということは一年が13ヶ月となる年があるわけです。

 

 
その閏月になる年の割合は、19年に7回(約3年に1回)だそうです。

 

 

だから、旧暦の元旦は毎年変わるということですね。

 

 

では、2020年や2020年の中国の旧正月(春節)はいつなのでしょうか?

 

2021年や2022年の中国の旧正月(春節)はいつ?

 

それは旧暦の元旦をみれば、一目瞭然です。

 

 

2021年2月12日(金)です。

 

 

正式には、当年の12月に中国政府が発表しますが、
2021年2月11日(木)から2月17日(水)
と予想されます。

 

 

毎年大晦日から7日間です。

(土日が絡むと若干のズレが生じますが、、、)

 

 
2022年は2月1日(火)です。

 

 
なので、2022年1月31日(月)から2月6日(日)ぐらいでしょうかね。

 

 
ちなみに、それ以降はコチラのとおりです。

 
2023年1月22日(日)
2024年2月10日(土)
2025年1月29日(水)
2026年2月17日(火)
2027年2月6日(土)
2028年1月26日(水)
2029年2月13日(火)
2030年2月3日(日)
2031年1月23日(木)
2032年2月11日(水)
2033年1月31日(月)
2034年2月19日(日)
2035年2月8日(木)

 

 

旧正月は、中国だけでなく、香港や台湾、さらには韓国、北朝鮮、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルでも国定の休日となっています。

 

 

 
韓国では、ソルラル(설날)や旧正(구정)、ベトナムはテト、タイはソンクラーンと呼ばれていますので、ご参考までに。

 

 
私は韓国にも中国にも滞在経験があります。

 

 

日本だと、正月に
「明けましておめでとうございます」
といいますが、
韓国でも中国でも旧正月にも
「明けましておめでとうございます」
と言っていました。

 

最初は違和感がありましたが、、、

 

 
また、中国の旧正月を1回だけ体験しました。

 

 
爆竹やら花火やらで凄かったです。

 

 

言葉が悪いですが、銃撃戦かと思いました。旧正月のころ中国に行かれる方は是非一度は体験してみてください。

 

 
最後まで読んで頂きまして有難うございました。