ラグビーワールドカップ2019が盛り上がりを見せていますね。
日本代表が強豪国アイルランドに勝利し、初の決勝トーナメント進出に期待がかかっています。
今までラグビーの試合なんて見てなかった方もテレビに釘付けなんて方も多いかと思います。
ラグビーの試合を見ていると、サッカーのようにイエローカードが出されることがありますよね。
ラグビーの玄人の方にとっては常識なことかもしれませんが、ラグビーを見始めた方はこのような疑問を思っているかもしれませんね。
「どういうときにイエローカードが出るの?」
「シンビンってどんな意味?」
「レッドカードもあるの?」
そこでラグビーのイエローカードとレッドカードについて確認してみました。
ラグビーのイエローカードとは?
ラグビーのイエローカードはサッカーと同じように不正なプレーが行われた場合に出されます。
『競技規則 2006-2007』
第10条 不正なプレー FOUL PLAY不正なプレーとは、競技規則の字義および精神に反する、競技場内でのプレーヤーの行動をいう。これには競技に悪影響を与える、妨害、不当なプレー、反則のくり返し、危険なプレー、不行跡が含まれる。
具体的には、これらが不正なプレーです。
・ボールをとりに行くときに相手選手へチャージ(押す行為)する
・ボールを持っている味方選手の前方に走り、相手からのタックルなどを妨害したり、故意に妨害する位置へ移動したり立ったりする
・ボールヘの妨害をする。ボールキャリアー(ボールを持っている人)が前方の味方プレーヤーのところへ走り込む。
・故意に違反すること。故意に時間を稼ぐこと。タッチ等にボールを投げる。
・反則を繰り返す
・審判に暴言を吐く
・ボールを持っていない相手に対してのプレーやジャンプしている選手へタックルする。
・肩から上にタックル(ハイタックル)したり、タックル時相手を頭から落とすなどの危険なタックル・チャージ。
・スクラム、ラック、モールでの危険なプレー
・相手選手を殴る、蹴る、踏みつけるなどの行為。
・報復行為やスポーツマンシップに反する行為。
・時間稼ぎ行為
画像出展:https://rugby-japan.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/
もっと簡単に言うと、危険や卑怯なプレーはしてはいけないとなっています。
サッカーのように審判に文句言うような光景はあまり見られないですよね。
で、この不正なプレー、卑怯なプレーがあまりにも酷いとイエローカードが出されます。
ラグビーでは警告のことをシンビンといいますが、シンビンとはどのような意味なのでしょうか?
ラグビーのシンビンの意味とは?
シンビンは英語で書くと sin bin となります。
sin は「罪」
bin は「蓄える箱・置いておく場所」
つまり、不正なプレーや危険なプレー、卑怯なプレーをしたので、一時的に退場させられることになります。
ここはサッカーとは違いますね。
シンビンを受けた選手が課せられる時間は10分間
(ちなみに高校生は7分間)
アイスホッケーで警告を受けると、ペナルティーボックスに入りますが、ラグビーではボックスには入りません。
では、ラグビーではレッドカードはどのようなときに出されるのでしょうか?
ラグビーのレッドカードとは?
ラグビーのレッドカードは1試合に二度受けたときに出され、退場処分となります。
また著しく危険、重大、不正な反則はレッドカードで、即退場になります。
いわゆる一発退場もあります。
もちろん、レッドカードをもらった選手、つまり退場を命じられた選手は競技を続けることはできません。
1人少ない人数で試合をしなければなりません。
完全に不利ですよね。
ラグビーワールドカップ2019でも、9月30日のスコットランド戦でイエローカードを2枚受けたサモアのWTBエド・フィドウ選手はレッドカード、退場処分になっています。
ラグビーのイエローカードとレッドカードまとめ
ラグビーのイエローカードとレッドカードについてお伝えしました。
ラグビーワールドカップでラグビーを見て、ラグビーの魅力にハマった方も多いかと思います。
私はなにげに昔からラグビーを見ていました。
実際にプレーはしていませんでしたが、高校ラグビーの聖地である花園に見に行ったこともあります。
スクールウォーズなんて何回見ても涙が出ます。
https://5w1h-jp.com/drama/schoolwars-dougamuryou
ラグビーって面白いですよね。
一緒にラグビーを楽しみましょう!
最後まで読んでいただき有難うございました。