+メッセージ(プラスメッセージ)がau、Softbankが合同会見で発表されました。
報道を聞いたときに
「LINEとの違いって何?」
「今までのSMSと何が違うの?」
「+メッセージに出来ないことは?」
と疑問に思った方が多いのではないでしょうか?
そこで、+メッセージ(プラスメッセージ)の3つのメリットをまとめてみました。
それと、一番気になっているのが、LINEとSMSとの違いですよね。
それも徹底比較検証してみました!
また+メッセージ(プラスメッセージ)には出来ないが3つあります。
新サービスである+メッセージ(プラスメッセージ)情報をまとめてみましたので、ご覧ください!
+メッセージ(プラスメッセージ)とは?
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社が10日、携帯電話番号だけでメッセージをやりとりできるSMSの進化版サービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」を発表。
5月9日から3社のスマホ、タブレット利用者向けに提供を開始する。長文のメッセージ、絵文字、写真、動画、専用スタンプ、グループメッセージ、音声メッセージ、地図情報を送受信できる。データ通信のみでやりとりできる。MVNOへの提供については、導入希望に応じて検討を進めるという。
まず+メッセージ(プラスメッセージ)とはこんな画面。
ドコモ、KDDI、ソフトバンクが共同会見。「+メッセージ」の5/9サービスイン発表。SMSのよさをそのままにさらに便利なサービスを目指す。国際標準化されたRCSを採用、電話番号でリッチなメッセージをやりとり。既読未読の確認はもちろんスタンプも。通数による課金ではなくパケット通信料だけで送受信。 pic.twitter.com/jGWzBiiD60
— 山田祥平(syohei yamada) (@syohei) 2018年4月10日
簡単に言うと、電話番号だけでメッセージのやり取りが出来るSMSの進化バージョンです。
勝手に+メッセージ(プラスメッセージ)のことをプラメと呼ばせてもらいますね。
なんでも略すのが好きですからね。
サービス開始は2018年5月9日。
ではどうやったら使えるようになるのかというと、専門のアプリ「+メッセージ」をダウンロードすれば使えるようになります。
iOS版(iPhoneやiPad)の場合は、こちらのApp Storeからダウンロードしてください。
「+メッセージ」のダウンロードはこちら→(随時更新)
ちなみに、iPhoneとiPadは、iOS9以降の端末が対象です。
Android版(GALAXYやXperiaなど)の場合は、各携帯キャリアのサービスからダウントードする必要があります。
ただ、Androidの場合は、2018年5月以降に発売する新端末には、購入時からプラスメッセージアプリが標準搭載されています。
さて、このプラメこと+メッセージ(プラスメッセージ)の特徴と3つのメリットを従来のSMSと比較してご紹介します。
+メッセージ(プラスメッセージ)の3つのメリットとは?
+メッセージ(プラスメッセージ)のメリット1)
電話番号だけでメッセージがやり取りできる
今までのSMSと同様、電話番号だけでメッセージがやり取りできます。
IDやユーザー登録とか必要ないので、楽ですよね。
ご年配の方が便利になりますね。
私の両親にLINEの登録の仕方を教えましたが、一苦労でした。
今後はアプリをダウンロードすればいいので、利用ユーザーは増えそうですね。
+メッセージ(プラスメッセージ)のメリット2)
文字数も増え、写真や動画、音声メッセージなどが送れる
SMSでイライラしたのは写真や動画を送ろうにも送れなかったことか思います。
それと、文字数に制限がありましたよね。
送ったと思ったら、未送信になり、南通かにわけて送ったことがある方もいらっしゃるかと思います。
文字数は従来のSMSの最大70文字だったのが、このプラメは2730文字まで送れるようになります。
そこまで長文で送ることもないでしょうから、ほぼ文字数の制限がなくなったと思えばいいでしょうね。
それと、最大100MBまでですが、写真や動画も送れます。
LINEない方には、いちいちメールで送っていたので、その手間がなくなり、楽になりそうです。
+メッセージ(プラスメッセージ)のメリット3)
既読機能が搭載された
これは良し悪しかと思いますが、SMSになかった既読機能が、このプラメには搭載されました。
プラスメッセージでは「☑」チェックマークが付きます。
メールは返信がないと本当に届いたか不安になることがありますよね。
その点、LINEは既読表示があるので、便利に感じていた方もいらっしゃるかと思います。
一方、SMSは既読表示が微妙でしたが、こちらの+メッセージ(プラスメッセージ)には既読機能が搭載されました。
しかも既読表示を「オフ」にすることも出来ます。
トラブルにならないように上手く活用したほうがいいでしょうね。
プラメはこれだけなく、グループチャットも出来たり、スタンプも使えたり、できます。
そうなると、「で、結局LINEと何が違うの?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか?
+メッセージ(プラスメッセージ)とLINEとの違いは?
「LINEとの違いってなんなの?」
と気になっているかもしれませんね。
確かに、ほぼLINEと変わりないように思えますよね。
そこで、新サービス+メッセージ(プラスメッセージ)とLINEとの違いを比較検証してみました。
+メッセージ (プラスメッセージ | LINE | SMS | |
料金(他社宛) | 無料 (通信料あり) | 無料 (通信量あり) | 1通3円から |
テキスト・絵文字 | ◯ (最大全角 2730文字) | ◯ (最大全角 1万文字) | ◯ (最大全角 70文字) |
写真・動画 | ◯ | ◯ | × |
専用スタンプ | ◯ | ◯ | × |
グループメッセージ | ◯ | ◯ | ◯ |
音声メッセージ | ◯ | ◯ | ◯ |
通話 | × | ◯ | ◯ |
ユーザー登録 | 不要 (電話番号だけでOK) | 必要 | 不要 (電話番号だけOK) |
データ移行 | × | ◯ | × |
利用可能 | 大手キャリアのみ (docomo、au ソフトバンク) | 全キャリア | 全キャリア |
最大の違いは、+メッセージ(プラスメッセージ)のメリットにもありますが、電話番号だけでやり取りできるってことですね。
これも賛否両論でしょうね。
電話番号を教えなくても、QRコードで繋がれるLINEのほうが便利な場合もあります。
ただビジネス上では、電話番号のほうが主流になっていますよね。
会社の携帯にLINE IDは書かれていなくても、携帯番号は書かれているケースが多いです。
わざわざビジネスでLINE交換するのには、ちょっと抵抗があった方もいらっしゃるかと思います。
なので、ビジネス上でのやり取りはこのプラメによって、便利になるかもしれませんね。
では、この+メッセージ(プラスメッセージ)で出来ないことって何なのでしょうか?今のところ、+メッセージ(プラスメッセージ)には出来ないことが3つあります。
+メッセージ(プラスメッセージ)で出来ない3つのこととは?
+メッセージ(プラスメッセージ)で出来ないこと その1)
無料通話
LINEはメッセージのやり取りはもちろん、無料通話やビデオ通話もできますよね。
通話料が一切かからず(本当は通信量はかかっていますが、、、)電話できることに便利さを感じていたかと思います。
+メッセージ(プラスメッセージ)のサービス開始後、通話料機能の要望が出てくるかもしれません。
ただ、提供元が通信会社の3大大手キャリアということを考えると、無料通話機能をつける可能性は低いと見てます。
+メッセージ(プラスメッセージ)で出来ないこと その2)
機種変更のときのデータ移行
LINEは機種変更のときに、新しい端末への移行作業を行うことができます。
全ての連絡先とメッセージのやり取りが移動できますよね。
一方、+メッセージ(プラスメッセージ)ではこの機能がありません。
どうしても移行したい場合は、SDカードなどに一度保存をしてから新しい端末に移す必要があります。
LINEのタイムラインでは履歴をたどるのが面倒だから、ノートに保存している方も多いかと。
今後、+メッセージ(プラスメッセージ)もクラウド上で保存できるようにしておけば、移行作業も簡単に出来るようになるかもしれません。
+メッセージ(プラスメッセージ)で出来ないこと その3)
大手3キャリア(ドコモ、au、Softbank)以外は使えない
+メッセージ(プラスメッセージ)で出来ないことというより、+メッセージ(プラスメッセージ)自体が大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)以外では使えません。
今後はわかりませんけどね。楽天が第4の携帯会社として参入されますしね。
利用できるサービス会社は今後増える可能性はあるかもしれません。
2018年5月9日のサービス開始後使ってみなければわかりませんが、当面はLINEと併用してもいいかもしれませんね。
今までのLINEのつながりを無理やり+メッセージ(プラスメッセージ)に一気に切り替える必要はないでしょう。
ただ、今後新しくつながる方とはどのようにするのがいいのか?
しばらくは様子を見ながら、使い勝手をみて私たちユーザーが判断することになるでしょうね。
打倒LINEを果たすための新サービスではないと記者会見でおっしゃっておりました。
でも似たようなサービスが2つも必要か・・・
という議論は今後巻き起こるような気がします。
果たして、今後どのような展開になるのか注目していきたいと思います。
最後まで読んで頂きまして有難うございました。