cicada3301という暗号が世界で騒がれていることをご存知でしょうか?
シケイダ3301と読むこの暗号。
現在2017年に答えは出たのでしょうか?
そもそも
「cicada3301とは一体なに?」
「どんな意味なの?」
っていう疑問に思った方もいらっしゃると思いますので、わかりやすくご説明いたしますね。
その真相はついに解読されたのでしょうか?
cicada(シケイダ)3301とは?
このcicada(シケイダ)3301が発見されたのは、2012年1月のこと。
スウェーデン人のコンピュータ・アナリストであるジョエル・エリクソンという男性が、ネット上で、cicada(シケイダ)3301 という書き込みを見つけました。
「こんにちは。我々は知能レベルが極めて高い人間を探しています。我こそはという人は、この画像に隠されたメッセージを見つけ出してください。メッセージは我々にたどり着く道しるべになっています。3301」
このメッセージにはセミのマークと共に「Cicada 3301」という画像が添えられていました。
このcicada(シケイダ) 3301の暗号をめぐる解読への長い闘いが始まったのです。
でCicada(シケイダ)ってどういう意味?思ったかもしれませんが、、、
cicada(シケイダ)の意味は?
Cicada(シケイダ)とは、英語でセミを意味する言葉です。
なぜセミかというのはおわかりですよね。
Cicada 3301という画像ともにセミのマークがあったからです。
暗号解読に自信を持っていたジョエル・エリクソンは、すぐに画像の解読を開始。
難しいと思われていた画像の解読でしたが、エリクソンは解読開始からたった数分後にローマ帝国の第4代皇帝であるティベリウス・クラウディウス・シーザーを示すメッセージとでたらめに並んだ文字列にたどり着きました。
ここまでたどり着くだけでもスゴイと思いますが、、、
ガイウス・ユリウス・カエサルにちなんで名付けられた暗号化方式の「カエサルの暗号」を使って、でたらめに並んだ文字列を解読を進めました。
その結果、エリクソンさんは1つのURLにたどり着きました。
それが第一のトラップとは知らずに、、、
そのエリクソンが発見したURLを開くと、アヒルの画像とともに、
「おとりに引っかかりましたね。どうやらあなたに暗号を解読するのは不可能のようだ」
というメッセージが表示されました。
エリクソンは悔しかったでしょうね。
エリクソンは、後に
「もし暗号が簡単すぎたらすぐに飽きていたかも知れません。でも暗号のトラップに引っかかったことで、ますますCicada 3301のとりこになってしまいました」と振り返っています。
このCicada 3301を見つけたのは、エリクソンだけでなく、世界中にいたようです。
このCicada 3301の掲示板「4chan」まででき、協力し合いながら、エリクソンたちは暗号を読み進めていきました。
そして、たくさんの人々が暗号解読を進めていくとついに
“Call us at telephone number 214-390-9608”
「214-390-9608に電話しろ」
というメッセージにたどりつきました。
エリクソンがメッセージの電話番号に掛けると、機械音声で「Cicada 3301のオリジナル画像から素数を見つけて下さい」という内容の伝言メッセージが流れました。
エリクソンたちは、電話で指示された通りにオリジナル画像から素数を洗い出したところ、今度は「Cicada(セミ)」のマークと、時計が出現。この時計はなんとカウントダウンをしていたのです。
なんのカウントダウンなんでしょうか?
エリクソンらはかなり気になったでしょうね?
2012年1月9日、そのカウントダウンがゼロになったとき、、、
世界14ヶ国の都市、ワルシャワ、パリ、シアトル、ソウル、アリゾナ、カリフォルニア、ニューオーリンズ、マイアミ、ハワイ、シドニーなどを示したGPS座標が表示されたのです。
その各都市で調査したところ、、、
QRコードがプリントされたポスターが世界各地から見つかりました。
そのQRコードを読み進めていくと、、、
“We want the best, not the followers.”
「我々が欲しいのは最高の者だけだ、(掲示板等でみつけて)ついてきただけの者ではない。」
というメッセージが表示。
そして、数ヶ月後
Hello. We have now found the individuals we sought. Thus our month-long journey ends. For now.”
「こんにちは。 我々は我々が探していた人たちを見つけることが出来ました。ここで我々の長い旅は終わります。今のところは・・・」
というメッセージが流れ、結局cicada(シケイダ)3301の真相は闇の中に。
ここまででわかないことございますか?
すんごく簡単に言うと、誰が何の目的で作った分からない暗号について、世界中で解読が進められ、わからないままになっている、ってことです。
手がかりが一切ないままでありましたが、2013年1月4日に
Hello again. Our search for intelligent individuals now continues
こんにちわ。 我々はこれから聡明な人々の探索を継続します
という新しいメッセージが突如現れました。
現在2017年での答えはどうなっているかというと、、、
Cicada(シケイダ)3301の現在2017年の答えは?
結論からいうと、いまも真相は闇の中です。
「これだけグローバルに展開していることを考えれば、個人ではなく組織と考えるのが妥当だろう。世界中へ同時にヒントをばらまけることから、潤沢な資金を持つ巨大組織が動いていると思われ、一説にはCIAやMI6による優秀な人材の採用プログラムではないか」
という考えもあるほど。
確かにWE(私たち)というのは誰のことか、非常に気になりますね。
このCicada 3301はインターネットのミステリーとして、世界中で話題になっています。
果たして、真相は解読される日が来るのでしょうか?
こんな大掛かりなことを個人でやるとは考えにくいです。
ただ、CIAなどが絡んでいるとも思えません。
凡人の私では到底想像もつきませんが、、、
世の中には謎が多いから、面白いともいえますね。
最後まで読んで頂きまして有難うございました。