ヒアリ(画像) 大きさと特徴は?日本のどこに生息?刺されると最悪の事態に!

ヒアリとは一体どんな生物なのでしょうか?

「どんな大きさなの?」
「特徴 は?」
「普通の蟻とどう区別するのでしょうか?」
と気になっている方も多いかと思います。

神戸の尼崎市に到着したコンテナから発見されたヒアリ。

日本のどこに生息しているのでしょうか?

刺されると最悪の事態を招くと言われている、猛毒性の強いヒアリの駆除方法と発見時の対処方法をまとめておきます。

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ヒアリとは(画像あり)?

虫が嫌いな方はあまり見ないほうがいいかもしれませんが、日本を恐怖に陥れているヒアリがどのような生物かしっかり覚えておいたほうがいいかと思い、まとめてみました。

まずヒアリとは漢字で書くと火蟻です。
画像を見ると、普通の蟻より赤みがかっています。


別名:アカヒアリ 
学名:Solenopsis invicta
赤茶色の小型のアリで、腹部は濃く黒っぽい赤色。
出展:https://ja.wikipedia.org

世界の侵略的外来種ワースト100選定種されています。

大きさは、2.5~6ミリです。

ヒアリの学名はソレノプシス・インヴィクタであり、インヴィクタとはラテン語で「攻略不可能」だそうです。
なんとも恐ろしい名前をつけたものです。殺人アリとも言われていますね。

普通の蟻と明らかに異なるのが、お尻に毒針を持ち、人間を含むさまざまな動物を何度も刺すほどの高い攻撃性があること。

刺されると強い痛みと腫れ、かゆみ、動悸などが引き起こされます。
アナフィラキシーショックによる最悪死亡の可能性もあるほど猛毒性の強い蟻です。

アメリカでは、毎年1400万人以上の人々が刺されています。

また農業へも深刻な影響をもたらします。
幼い家畜がヒアリに刺されて死ぬこともあるようです。

ヒアリがアメリカ経済にもたらす損失は毎年日本円にして数千億円にのぼるとも言われています。

そんな恐ろしいヒアリと蟻をどう区別すればいいのでしょうか?

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ヒアリと普通の蟻との区別は?

先ほどお伝えしたとおり、赤みがっている点が大きな特徴です。
そして、尻尾は黒いです。

ただ、見た目は普通の蟻となんら変わりません。

とにかく、こんな蟻がいたら、すぐに環境省地方環境事務所に連絡してください。



さて、ヒアリはもともとはどこに生息していたかというと、ブラジル・アマゾンのジャングルの南米です。

現在は、アメリカやオーストラリア、カリブ海・タイ・台湾・フィリピン・香港・中国とアジア圏にも生息が確認されています。

ヒアリは日本にはどのように入ってきたのでしょうか?そして、いま日本のどこにいるのでしょう?

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ヒアリは日本のどこに?

今まで日本では発見されていなかったヒアリがどうして入ってきたのかというと、中国からのコンテナの中に入っていました。


経緯は以下の通り。


5/15 中国広東省広州市の南沙港を出港。
5/20 兵庫県神戸市神戸港に到着、陸揚げ(5/25まで保管される)
5/26 兵庫県尼崎市において、コンテナから積み荷を取り出す際にアリのコロニーが発見される。
近畿地方環境事務所に一報入る。
6/9 専門機関により、サンプルがヒアリであることを確認
出展:http://www.env.go.jp/

コロニーとは、生物の集団とお考えください。

それでもイマイチわからないという方はコチラの動画をご覧ください。

世界最大のアリのコロニーです。


さて、今回のヒアリは、全て死滅したと確認されています。

環境省は

「現時点で外部に他の個体が逃げ出した可能性は低い」

と発表しています。

ただ気になったのは、コンテナが神戸港に到着したのは5月20日。

燻蒸消毒するために、コンテナを移動したのが6月1日。そして死滅が確認されたのが6月5日。

つまり、コンテナが神戸港に到着してから、2週間以上経っています。

ヒアリは非常に生命力、繁殖力が強いアリです。一つのコロニーの個体数は最大で4000万匹だそうです。

ヒアリは環境への高い適応力を発揮して増え続けてきました。

「逃げているヒアリがいるんじゃないの?」
という不安は的中!

6月18日に100匹ほど、神戸港で見つかったようです。こちらもすでに駆除済みだそうですが、、、
出展:http://www.huffingtonpost.jp


環境省は女王アリがいる巣ができる可能性は低いと言っていますが、ヒアリがコロニーを作る1ヘクタールの土地に9万匹の女王がいる可能性があるそうです。

そして、その1匹の女王アリは1日に約100個の卵を産むみたいです。

ヒアリがいま日本にいないことを願いたいですが、環境省も周辺に注意を呼びかけています。

ヒアリの付着していた貨物が日本に到着してから消毒されるまでの間に、周辺地域に侵入してしまった可能性も否定できません

とも言っています。

ヒアリが日本のどこかにいるとしたら、神戸港やコンテナの納品先であった尼崎市周辺です。

お近くに住む方で子供がいる家庭では、赤みがかったアリを見つけたら、すぐに大人に知らせるようにしたほうがいいでしょう。

ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないように言っておいてください。

環境省も、このように呼びかけています。

ヒアリは、攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど人体にとって危険な生物です。世界各地に定着がみられることから、一旦定着すれば根絶することは困難となるため、侵入監視により、早期発見、早期駆除により定着前に根絶を図ることが極めて重要です。
神戸港に限らず、海外からの貨物や旅客が到着する港や空港においては同様にヒアリ侵入のリスクがあります。
地方自治体や駆除業者の方々につきましては、ヒアリと思われる個体が発見された場合には、管轄区域の環境省地方環境事務所にご連絡ください。
連絡先URL:
http://www.env.go.jp/region/index.html


とはいえ、他のコンテナから入ってくる可能性も否めません。

万が一、ヒアリを発見した場合、熱湯をかければ即効性はありますが、駆除には至りません。

なので、専門業者に駆除してもらってください。


世界各地で猛威を奮っていたヒアリがついに日本上陸してしまいました。

本来、ヒアリは南米にしか生息していませんでした。

ゾンビバエと呼ばれるノミバエの一種やアリクイのような天敵もいるため生態系に影響するほど繁殖はしていませんでした。


特に有害な生物と考えられていなかったようですが、南米から天敵がいない他の地域に運んでしまったのは私たち人間です。


つまり人間の都合で運んでおいて、人間に害だから駆除するというのは、ヒアリにとってはエライいい迷惑なんでしょう。

人間が自分たちの首を絞めてしまったといっても言い過ぎではないってことですね。なんとも皮肉なもんです。


『壁に耳あり障子にヒアリ』
なんてサブイダジャレを言っている呑気な話ではありません。

今回、ヒアリが日本に上陸してしまったことにより、今まで日本に生息していなかった生物が、コンテナにより運ばれてくる脅威が身近にあると感じました。

将来、人間の手で広めてしまったヒアリに世の中が支配されるなんてことにならないよう、これ以上被害が広がらないことを願うのみです。

最後まで読んで頂きまして、有難うございました。

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