田部井淳子 腹膜がんと原因とは?夫も登山家!【訃報】

登山家の田部井淳子さんが20日、腹膜がんで

亡くなっていたという訃報が入ってきました。

 

 

 

田部井淳子さんが患った腹膜がんとは一体どのような

病気なのでしょうか?

 

 
腹膜がんの原因はなんのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

【訃報】田部井淳子さんが腹膜がんで死去

 

世界最高峰エベレストの登頂に女性として

世界で初めて成功した登山家の田部井淳子さんが

20日、腹膜がんで亡くなりました。

 

 

77歳でした。

 

 
生年月日:1939年9月22日

出身地:福島県田村郡三春町

学歴:

福島県立田村高等学校卒業

昭和女子大学英米文学科卒業

九州大学大学院比較社会文化研究科修士課程

 

 

昭和女子大卒業後、本格的に登山を始め、

1969年に山岳会「女子登攀(とうはん)クラブ」を設立。

1975年5月、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功しました。

 

 
さらに、1992年には欧州最高峰、ロシアのエルブルースに登頂し、

世界7大陸最高峰を制覇した世界初の女性登山家となりました。

 

 

 

私のなかで、登山家といったら、

田部井淳子さんというイメージがあり、

訃報にショックを受けています。

 

 

 

そんな田部井淳子さんは2007年に乳がんが見つかりました。

 

 
でも、幸い早期発見だった為、

乳房温存手術を受けて克服されています。

 

 
その後、2012年に2度目のがん(がん性腹膜炎)を患ってしまいました。

 

 

 
その時に、医師から余命3カ月と宣告されたそうです。

 

 

 

そんな状況でも治療と、さらには登山も続け、

余命宣告を受けたのにも関わらず、寛解(ほぼ完治状態)となったのです。

 

 

 

「気は病から」

と言いますよね。

 

 

 
田部井淳子さんはガンを克服したと思っていたのですが、

さらに腹膜がんを患っていたようです。

 

 

 

田部井淳子さんが患っていた腹膜がんとは

一体どんな病気なのでしょうか?

 

 

 

 

田部井淳子さんが患っていた腹膜がんとは?

 

腹膜がんとは、

胃・十二指腸・肝臓・すい臓・小腸・大腸などの腹部内の

臓器を覆う膜である腹膜で発生するがんです

 

 

 
腹膜は、胸膜・心膜と合わせて「中皮」と呼ばれており、

アスベストを原因として起こる中皮腫の患部ともなっています。

 

 

 

50-60代の石綿(せきめん)(アスベスト)工業関係者に多く、

アスベストとの関連性が指摘されています。

 

 

特に石綿を扱っている工場関係者やその家族、

その工場周辺の住民が発症する危険性が高いと言われているほどです。

 

 

 

田部井淳子さんも、なにかアスベストに関係があったのでしょうか?

 

 

 
ことし7月に東北の高校生とともに登った富士山が、

長い登山人生の中で最後に登った山になったということです。

 

 

 
夫も元登山家の政伸さんです。

田部井政伸さんがアルプスに挑戦した時に、

凍傷で足の指を切ることになり、

本格的なクライマーへの道を断念しました。

 

 
そこからは田部井淳子さんのサポートし、

家事や育児を引き受け支えています。

 

 

 
素敵な旦那の支えがあったからこそ、

田部井淳子さんの偉業は成し遂げられたんでしょう。

 

 

 

 

田部井淳子さんに

心よりお悔やみ申し上げます。

 

 

平尾誠二さん、田部井淳子さんとともに

ガンで亡くなってしまいました。

 

 

ガンの怖さを今更ながら痛感しています。

 

 

 
最後まで読んで頂きまして有難うございました。